やってはいけないSEO①:相互リンク

2015年11月27日
とっつぁん
SEO
この記事は 3 分くらいで読めると思います
その対策間違ってませんか?

相互リンクってSEOに良いんじゃないの?

その対策間違ってませんか?

世は大コンテンツSEO時代と言われて結構経ちますが、SEOの依頼って未だに結構あるんですよね。

中でも

SEOに強いホームページを新規に作成して欲しい、作成後の更新はほぼ予定なし…

今の時代に「更新はほぼ予定なし」で検索結果の上位表示とか不可能でしょう。

「SEOに強いホームページ = CMSで記事を更新してページ追加できるホームページ」

という定義でワタクシは思っています。

そしてSEOに強いかどうかは「更新担当者がいかに気が利くかどうか」だと思います。

 

一昔前ならSEO業者に高いお金を払って頼めばガツンと順位を上げる事が可能だったんですが…

その方法と言うのが外部リンクを大量に貼るというものでした。

外部リンクのSEOが流行っていた当時、


「出口」で検索すれば「Yahoo!!」が検索結果1位になるという例を持ち出して営業をかけている業者が多かったです。

主にアダルトサイトで「出口」という文字でYahoo!!にリンクを貼った入口のページが大量にあったため、Googleのクローラーが「Yahoo!!というサイトは出口について重要なサイトなのだ」と判断して検索結果を上げたという例なのですが…

ちなみに今でも出口1位はYahoo!!ですけどね(笑)


例えば「育毛剤」というキーワードで検索結果を上げたい場合は、業者が「育毛剤」という文字列でのリンクを色々なサイトから貼り、順位をあげる…という仕組みです。

しかしながらSEO業者でもなければそんなに大量のサイトを運営しているわけでもありませんでしたので、相互リンクというものが生まれました。

「お互いにキーワードでリンクしましょうね」ってやつです。

前置きが長くなりましたが、いまだに「相互リンク」ってSEOに良いんでしょ?って言う方が多いので…

相互リンクはNGです。

ここでは

「相互リンク用だけのページをサイトに作る事」を相互リンクと呼ぶ事にします。


結論から言うと相互リンクはやってはいけません。

ってGoogleさんのサイトに書いてありますね…

Google Search Console ヘルプ:リンクプログラムについて

「PageRank を転送するリンク」とは基本的に全てのリンクが該当すると思って大丈夫です。

意図的に「PageRankを転送しない指定」が可能ですので後述します。


「リンク先のサイトの説明つけてればOK」とか「指定した文字でリンクされなければOK」だとか、あれこれ理由つけて「ウチの相互リンクはOKだ。」とか言ってる人もたま~に見かけるんですが、残念ながらNGですね。

効果があるわけでもない、むしろペナルティの可能性が高いのに、

なぜそこまでして相互リンクを作りたいのかさっぱり分かりませんが…


 

ただ、外部サイトに一方的にリンク貼られるのは自分にはどうしようもありませんね。

質の悪い被リンクでペナルティになるなら、同業他社のホームページに被リンクしまくってペナルティを故意的に誘うなんてことも出来るのか?と思いますよね?

Googleさん的には「そんな事してる暇があったら自分のサイトを改良した方がイイヨ!」的な感じでお茶を濁す回答してたりするんですが…

実際に第3者から被リンクを勝手に大量に貼られてペナルティを受けて検索結果から除外された…なんて話もあるにはあります。(マジかよ…)

これに対しては一応、Googleさんにご報告して、

バックリンクを否認する事が出来ます。

何にしてもめんどくさい話ですね…

 

広告収入を得る為にリンクを貼りたい場合

サイト運営の為に広告を貼る事がありますよね?

お金をもらってバナー広告を何枚も貼っていくのは言わずもがな、相互リンク同様のリンクプログラムです。

ただ、SEOの為に広告費という収益を諦めなければいけないの?

という訳ではございません、さすがにGoogleさんもそんな鬼じゃなかったです。

 

「広告のaタグにrel="nofollow"を付ければOK」

Google:特定のリンクに対してrel="nofollow"を使用する

nofollowが指定されたリンクはリンク先にPageRankを転送しません。

広告や信頼できないリンク先にはnofollowを指定しましょう。