幅広く使える心理効果①:サンクコスト効果とコンコルド効果
もう後戻りはできない心理効果
結構無駄な人生を生きてきたワタクシですが、せっかくここまで生きたのだからもう少し生きてみることにします。
どうも、VEGLのとっつぁんです。
以前書いた記事に、その場のノリでサンクコスト効果(埋没費用)という言葉を使ったのでここに書いておきます。
サンクコストとは?
埋没費用(まいぼつひよう)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止によっても戻って来ない投下資金または投下した労力をいう。サンク・コスト (sunk cost) ともいう。
Wikipedia
簡単に言い換えると
サンクコストとは回収不可能になった投資の事です。
そしてサンクコストによって「もったいない病」が発症して「せっかくこれだけやったのだから」と撤退が出来なくなる心理効果をサンクコスト効果と言います。
日常生活でもこんな事がよくありますよね?
アプリの課金ガチャ
アプリやオンラインゲームのガチャで、すごく魅力的なレアキャラのキャンペーンがあった時、
- 5,000円(サンクコスト)だけ課金してキャラ出してみようか
- うわぁ、出なかった!やめておこうか…でもせっかく5,000円使ったんだから目当てのキャラが手に入らないと無駄だよね。(サンクコスト効果)
- もう5,000円…(サンクコスト追加)
- うわぁ、出なかった!やめておこうか…でももう1万円も使ったんだから、出さないと大損だよね。(サンクコスト効果)
課金との死闘はつづく…
クレーンゲーム
ゲームセンターのクレーンゲームの景品になんとゲーム機が入っていた!(違法)
普通に買ったら3万円くらいするよねこれ…
- 100円だけやってみるか(サンクコスト)
- やっぱり取れない、でも惜しかったからもう少しやってみる(サンクコスト追加)
- 5,000円くらいつぎ込んだけど取れない、せっかくここまでつぎ込んだんだから取って帰らなきゃ(サンクコスト効果)
クレーンゲームとの聖戦は続く…
とまぁそんな感じで、
先に投資したお金や労力が、後に撤退する選択を鈍らせてしまうんですね。
イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機コンコルドの商業的失敗(せっかく開発費いっぱい使ったんだから回収できないけど開発しよう的な)からコンコルド効果とも言います。
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