ホントに効果的?③:噴水効果とシャワー効果
噴水効果とシャワー効果って何?
「とてもじゃないが出来ません」という言葉ってあるじゃないですか?
ワタクシは子供の頃からかなり頭の中にひっかかってる日本語なんです。
まぁその事に関しては、記事とは関係ないので最後のへんに書きます(笑)
むこりんいきなり関係ない話したんかいっ!
今回は「噴水効果とシャワー効果」という軽く頭の片隅にあってもいいのかな~?程度の豆知識のような内容です。
っというのも、
知ったところでデパートでも運営しない限り、ほぼ活用できる場面がないのです(笑)
たまーにホームページでも噴水効果が重要だよ!とかいう記事を見かけたりするんですが、結論はトップページの第一印象が大事だよと言うだけの内容で一体どこが噴水効果なのか意味不明なのです。あ、トップページの第一印象はもちろん大事ですよ。
噴水効果とシャワー効果
噴水効果もシャワー効果も、「せっかく来たのだから他にも見て行こう」という買い物客の心理を使ったデパートの施策です。
噴水効果とは
デパートの地下に食品売場や集客力の強いテナント等を充実させ、地下を目的に来た買い物客を上階への流動客にして店舗全体の売上を上げようというマーケティング手法です。
(必ずしも地下とは限りません)
あーたむ確かにデパートだったら目的の買い物ついでにいろいろ見ちゃうね
シャワー効果とは
デパートの屋上にイベントや集客力の強いテナント等を充実させ、屋上を目的に来た買い物客を下階への流動客にして店舗全体の売上を上げようというマーケティング手法です。
単に噴水効果の逆っすね(・ω・;)
とびぃ確かに、屋上のイベントに行く途中で
「あ、5階で○○フェアやってんだ、後で見にいこ」ってなることもあるっスね
ホームページでの噴水効果とシャワー効果
テナントがいっぱい入っているデパートって、
テナントとしては「デパートの流動客を見込んで出店」する訳だし、
デパート側も「集客力のあるテナントに出店してもらう事で全体の売上をあげたい」わけなので、噴水効果やらシャワー効果やら理解出来るのですが、
これってホームページにも当てはまるのでしょうか?
ポータルサイトの場合
例えば楽天ショップのようなネットショップのポータルサイトの場合は、
より多くの良質な店舗を集める事によって、楽天自体へのアクセスを集め、全体の売上UPに繋げようという感じ…?
とびぃなるほど噴水効果だ!
なんとなくそれっぽく聞こえない事もないけど噴水なの?それ… \(^o^)/
とびぃえっ?ちがうんっスか?(笑)
とっつぁん普通にポータルサイト運営したら考えるまでもなくそうなるじゃん…
ってかぶっちゃけ参加者が多ければ多いほど良いんだよ、デパートと違って場所限られてないんだから
とびぃうーん、まぁそうっすね
そんなポータルサイトやるなら当然できるだけ多くの人に参加してもらいたいっスね
とっつぁんそう、つまりより集客力のある参加者を集めようってのが噴水効果だって言うなら
当たり前すぎて全く知らなくていい無駄知識…
ブログとか…
例えばコーポレートサイト(会社のサイト)にアクセスを集めたい場合、
サイト内のブログ記事に力を注いで、Google検索から記事にたどり着いたユーザーをサイトへと誘導する!
あーたむシャワー効果だっ!
みーたむあーたむ…話聞いてました?
どう考えても噴水でしょうこれは…
あーたむすいません…
とっつぁん残念!ただのコンテンツマーケティングです\(^o^)/
これもデパートと違って記事なんていくらでも増やせるし、
その一つ一つがクオリティ高い方が良いに決まってんだから
敢えて噴水効果とか言う必要全くない!
みーたむだんだんこの記事の必要性が分からなくなって来ました
キュレーションサイトならどうか?
キュレーションサイトってあるじゃないですか?
あーたむきゅれーしょん??
あの「ネバネバまとめ」みたいなまとめサイトです。
あーたむだったらまとめサイトって言えよ!
カッコつけてんじゃねーよ!
とっつぁんすみません…
で、そのまとめサイトは
多くの人気なまとめ記事を集める事によってサイト全体のアクセス数を集めている訳ですが…
あぁ~、これも同じような理由で噴水でもシャワーでもなんでもないですよね。
って事で思う訳ですよ。
あーたむ結局何が言いたいの?
結局何が言いたいかと言うと…
噴水効果とかシャワー効果をWEBマーケティングに応用するなんて記事をよく見るんだけど
ただ単に既存のマーケティング用語をこじつけて記事数増やしたいだけなんだよね…
まぁ心理学用語とかも結構マーケティングにこじつけた記事を見かけるけど
あーたむそれってこのブログもそうじゃないの?(笑)
とっつぁん言われると思ったわ(笑)
例えば「吊り橋効果」がWEBマーケティングでも使える!
なんて事はこのブログでは言わないでおこうと思うよ?
あーたむ吊り橋効果って?
みーたむ1974年、カナダの心理学者ダットンとアロンが吊り橋を使って行った実験で
不安や恐怖を強く感じている時に出会った人に恋愛感情を持ちやすくなるという心理効果のことです
みーたむへぇ~、吊り橋の上でドキドキしてる時に恋愛のドキドキと勘違いしちゃうわけか~
みーたむその時見た人がとっつぁんなら論外ですけどね
とっつぁん(一言多い…)
あーたむそれで?
その吊り橋効果もWEBマーケティングに使えるって?
とっつぁんそういうこと言う人もいるね
商品開発秘話みたいな苦労話を語ったページを作って読んでもらう事によって
開発の苦労を疑似体験してもらう事で購入率をアップさせるっていうね
みーたむなるほど、それが吊り橋効果なんですか?
とっつぁんらしいよ
まったく不安も恐怖も感じてないのに吊り橋効果て…(笑)
こういうサイトで売上があがるなら吊り橋効果かもしれないけど…
あーたむうああああああああああああ…
と、いう事で噴水効果やシャワー効果はまぁ覚えるまでもないですね。
WEBマーケティングには噴水効果やシャワー効果が大事だよ!
なーんてとてもじゃないけど言えません!
おわり
とてもじゃないけど出来ません
ってな訳で、「とてもじゃないけど」って日本語ありますよね?
「とても」に対して否定を付ける事で「とてもじゃない」となるのですが、否定ではなく強調になり、「絶対」と言うニュアンスになる為、
「とてもじゃないが出来ません」というと「ぜってー無理だわコンチクショー」くらいの意味になる事は頭の中では分かっています。
分かってるんですけど、「なんで否定を付けて強調になってんの?」という疑問に対して答えてくれる辞書が見当たらないのです…(あったら教えてください)
辞書は「とても」に否定を付ける事で強調になるという事実しか書いてないんです、とてもモヤモヤします!
数学で答えを出す公式だけ教えて「どうしてその公式になるのか」は教えてくれない先生くらいモヤモヤします!
それを昨日の会議で先輩に話したところ、
はたさん言葉は生き物であり、本来の意味とは違った変化をするものもある
とっつぁんほうほう
はたさん例えば江戸っ子が『いやぁ、それが凄いの凄くないのって…』というような言葉を使うけど、『凄いの?凄くないの?どっちなの?』という疑問は出て来ず、『とてつもなく凄い』という意味で理解しますよね?
とっつぁんなるほど、確かに『全然大丈夫』という言葉も子供の頃は『全然なのに大丈夫なのかよ、どっちやねん!』ってツッコミされてた言葉なのに、現在はビジネスシーンですら『全く問題なく大丈夫です』という意味で耳にしますね
はたさんつまり、『とてもじゃないが出来ない』もそのような変化をした言葉ではないかと…
とっつぁんなるほど!最初は誰かが冗談で『とてもじゃないけど出来ないわ』と言ったのに対して『とてもじゃないならやれよ!』とツッコミが出ていた言葉だけど、時代の変化につれて正しい使い方になってしまったという事ですか!
はたさんその通り!ジャストアイディアですが。」
とっつぁん・・・・・
ただの先輩の思い付きでしたが、非常に納得してしまいましたので少しモヤモヤが解消されました(笑)
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