やってはいけないSEO②:引用タグの間違った使い方
引用タグとは?
今回は「やってはいけない」という訳ではないけれど「これって何だか気持ち悪い…」記事のおはなし。
WordPressで作成されたブログにはblockquoteタグをよく見ます。
<blockquote>タグは、他の情報源からの引用・転載セクションであることを表す際に使用します。
cite属性には、引用元のアドレスが存在する場合にそのURLを指定します。
(↑この大きなダブルクォーテーションで囲まれた部分がblockquoteタグの引用部分です。)
WordPressだと記事のツールバーの中に引用文挿入ボタンがあります。
ちなみにblockquoteタグは長めの引用、qタグは1行程度の短めの引用、citeタグは作品のタイトルなどに使用します。
間違った使い方
SEOを考える上で、「正しいタグの使い方」は重要視されません。
h2タグ(見出し2)の後にh3タグ(見出し3)が無いにもかかわらず、h4タグ(見出し4)が出てくるのは正しいHTMLではないですが、
現在は「有益な情報源のサイトの作者が必ずしもHTMLの知識があるわけではない」という事から、
HTMLが正しくなくてもSEOにはあまり関係ない、と言われています。
引用タグを見た目だけの目的で使用する
引用タグはそのなの通り、「ここに書いてあることは他のサイトや本などの文章からの引用ですよ」という意味を持ったタグです。
にもかかわらず、自分の文章なのに引用タグを使っているブログをときどき見ることがあります。
なぜそんな事をするのか!?
↑このように、引用タグの部分は他の文章部分とデザインが異なり、視覚的に目を引くようになっています。
なので、実に「肝心な記事の結論が引用タグ」なんてブログも見かけます。(^q^)
「まぁ間違ったタグの使い方だけどSEOには影響ない」という理由でこのような使い方をしているという人もいるんでしょうか?
見た目の理由で引用タグを使用してはいけないのか?
引用タグを、見た目が目立つからという理由で、引用じゃないのに使うのは、HTML的には間違っています。
意味を知っているのに敢えて引用じゃない部分に使うのは非常に気持ち悪い(^q^)
それも初めて訪問したSEOのブログなんかで見ると「え、この作者ホントにSEO分かってるの?」と思ってしまう…(もちろん知った上で使ってる可能性もありますが)
検索エンジンは「あ、ここの文章は引用なんだな。」と解釈した上で検索結果に表示する事になります。(引用タグが間違っていても上位に表示される事もあるでしょう。)
ただ、「あ、これは引用タグを間違って使ってるだけでオリジナルの文章だ」という解釈をしている訳ではないという事です。
「ユーザーに有益な独自性のあるサイトであれば引用だろうが何だろうがOK」なハズなので、検索エンジンは「引用タグ=引用」という概念すら捨てている可能性もありますけどね。
それこそ、まとめサイト(キュレーションサイト)なんかは引用だらけで上位表示されてますからね。
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