ゲームの要素を入れてハマるコンテンツにする:ゲーミフィケーション

2016年1月1日
とっつぁん
WEB集客テクニック
この記事は 4 分くらいで読めると思います
ゲーミフィケーション
ゲーミフィケーション

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーション

ゲーミフィケーション

ゲームばっかりやってないで勉強しなさいっ!

って子供の頃言われたことはありませんか?

勉強ばっかりやってないでゲームしなさいっ!って言われた人は少ないかと思います(笑)

勉強はめんどくさくてゲームは面白いものです。

RPGのレベル上げなんてめんどくさいだけに思えますが、面白いのです!(オイ…)

まぁレベル上げに関しては「ツァイガルニック効果というのが作用している」という話はまた別にします。

面白いゲームの要素を本来ゲームとは関係ないコンテンツに導入する事で、ユーザーの心をわしづかみにしようぜ、というのがゲーミフィケーションです。

ゲーミフィケーション(英: gamification)は、課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。

この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化」(gamefy)から派生し、2010年から使われはじめた。 ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。

例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。

Wikipedia

ゲーミフィケーションってどんなの?

ゲーミフィケーションを取り入れた例

ワタクシがゲーミフィケーションと聞いて一番最初に思い浮かぶのは…

SNSのような会員登録制サイトですかね。

登録だけして放置してしまうユーザーも多いので、続けてもらう為の工夫なのですが

SNSのアバターやゲーム

SNSのマイページにアバターが用意されていて、着せ替えや顔の変更等が出来るようになっているサイトってありますよね。

また、今でこそ携帯ゲームといえばスマフォにインストールするものというイメージがありますが、

SNSの中で様々なゲームが用意されていて、日記を続けられない人でもゲームをする為にログインするなんて場合もあります。

ちなみにワタクシは初期アバターで全然オッケーな人です\(^o^)/

スタンプカードやポイントカード

スタンプカード・ポイントカードは色んなお店にありますよね。

ゲーミフィケーションという言葉を知らなくてもスタンプカードはやってるよ!というお店のオーナーさんも多いと思います。

これもスタンプやポイントを集めるという課題をクリアする事で割引してもらえるという報酬を得る一種のゲーミフィケーションという事のようです。

ちなみにワタクシはポイントなんていくら貯まってるか知らない系の人です\(^o^)/

ポイントカードがゲーミフィケーションだと言われて疑問符を隠せないのが本音です。

ランキング

ソーシャルゲームのイベントやブログのアクセスランキング、SNSの足跡ランキングのようなランキングを表示する事で、他人と競い合うゲーム要素が生まれるというもの。

これはランキング上位の人たち向けには有効だと思います。

具体的にゲーミフィケーションを取り入れるには?

ゲーミフィケーションをビジネスに取り入れる基本構造は、次のように言われます。

  1. 課題を与える
  2. 目標を達成する
  3. 報酬を与える

RPGとして考えると…

  1. 経験値効率のいい雑魚の出現する場所でひたすら狩る
  2. 目標レベルに到達する
  3. スキルを覚えたり倒せなかったボスが倒せるようになって達成感を感じる

ちなみにワタクシはこの一連の流れが時間の無駄に感じて子供の頃から嫌いでした\(^o^)/

ここまでの例を見ていると、個人的にはあんまり面白くなさそうに感じます。

ドラクエ3やってる近所の兄さんに「いつまで城の周りぐるぐる回ってんの?楽しいの?」と聞いてしまう程に…(いつの話や)

成功するゲーミフィケーションは目的が違う

成功するゲーミフィケーションと失敗するゲーミフィケーションがあります

ゲーミフィケーションの成功とは何か?

ただ機械的に「課題を与え・達成させ・報酬を与える」を導入した先に掴む成功は何でしょう?

  1. 単純に売上・参加率等が上がる
  2. お客さんにコンテンツを好きになってもらえる

ビジネスにゲーミフィケーションを取り入れようと考える多くの人は1を目的にしているのではないでしょうか?

ソーシャルゲームの悪い例

イベントモンスターを50回倒したら課金コインがもらえる」など報酬をエサにイベントを盛り上げようとしています。

よく考えてください、めんどくさいじゃないですか…(^q^)

ゲームなんだから報酬なしでもやりたくなるようなイベントにしようよ…

このようなイベントを続けていると、そのうち…

「あれ?こんな面白くないゲームの課金コイン集める意味なくね?」

と、ふと気づいてしまうのです。

お客さんに好きになってもらえるような楽しさを導入する事

ゲーミフィケーションを導入するという事は「お客さんに好きになってもらえるような楽しさを導入する事」だと理解する事が重要です。

その点「リハビリの現場でゲーミフィケーションを導入している」というのはとても良い事だと感じます。

苦しいリハビリをゲーム感覚で楽しく出来る、というのは患者の事を考えた良いゲーミフィケーションの導入例ですね。