やってはいけないseo④:誘導ページの作成

2016年2月5日
とっつぁん
SEO
この記事は 4 分くらいで読めると思います
図解「誘導ページとは?」
図解「誘導ページとは?」

SEO目的の誘導ページって何?

SEOに関係している人には当たり前、でもホームページ初心者は知らない。

今回もそんな内容です。

かなり昔から、GoogleはSEOに関するガイドラインの中で「誘導ページはサイトの品質を落とす」と言っていました。

Search Console ヘルプ「誘導ページ」

誘導ページとは、

検索エンジンの上位表示の為だけに作られ、そのページ自体には何の有用性もなく、メインサイトや有用なコンテンツへとリンクするサイトです。

具体的に誘導ページとは…?

例えば「ステテコパンツ」を売りたいメインのサイトがあります。

で、メインのサイトとは別に、「ステテコパンツというキーワード」で上位表示を狙えるサイトが何個かあって、そのどれもがメインのサイトに繋がっていたら売上が上がりそうですよね?

図解「誘導ページとは?」

図解「誘導ページとは?」

昔はサテライトサイト等と呼ばれてこういうページを作るのが流行しました。

このような誘導ページは、ページ自体に有用性がないので、検索結果に有用性のあるサイトのみを表示させたいGoogleからしてみれば邪魔でしかない訳です。

どんなページが誘導ページになるの?

目次ページみたいなのは?

例えば「目次ページ」「カテゴリー分けページ」「タグページ」等はユーザビリティ向上の為に必要な各コンテンツへの誘導ページと言えます。

Googleさん的にはSEO目的ではなく、ユーザーの利便性を計る為にこういうページがあるのはOKです。(ただしユーザーの利便性目的だと判断するのはGoogleのさじ加減)

サイトマップみたいなのは?

サイトマップはOKです。

というか「Googleがページの検出するのに手助けになるから作りましょう。」とのことdす。

詳しくはウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に書かれています。

まぁでも以前はGoogleさん「人間読めるサイトマップはいらぬ!」って言ってたんですけどね~…そのうちまた要らんって言いそうですよね。

アフィリエイトのリンクはダメなの?

すごく微妙なところなのですが、ブログに広告を貼って広告収入をもらうアフィリエイトのバナーってありますよね?

普通の日記のようなブログにあんまり関連性のない広告を貼るのはNGのようです。

どうしても広告を貼りたい場合はタグに rel="nofollow" 付けなさいという事ですが、HTMLしらないとタグなんて分かるかよって話ですよね\(^o^)/

ブログの記事がほぼ何らかのアフィリエイトの商品紹介だったりすると、ペナルティを食らって

Google「記事全部書き直すまで検索結果に表示してやらんからな!」

ってなペナルティを受ける場合があります。

実際にそんなブログでペナルティを受けて「どうしたらペナルティ解除できるか分からないので何とかしてほしい」とかいう依頼もあるのですが…

もうね、何というか…無理ですよね\(^o^)/

ペナルティの解除申請は普通にメールを送信するような感覚で出来るんですが、何故ペナルティになったかの具体的な原因やどこをどう直せという指示は全くないので、

手探りで原因を探して、該当箇所と思われる部分を直し、解除申請する事になります。

ほぼガイドライン違反のページは、ほぼ直さないといけません\(^o^)/

有用性のある誘導ページはいいの?

誘導ページに有用性がある場合は大丈夫です。

例えば「ステテコパンツ」を売りたいメインのサイトがあって、

誘導するページに「ステテコパンツどっとコム」というステテコパンツについてのうんちくを書いたような別コンテンツがあり、メインのサイトにも一部リンクはされている(もしくは rel="nofollow" でリンクしている)

というような有用性のある誘導ページは良いのではないでしょうか?

とは言え、Googleが有用性のあるページと判断するにはかなりの規模のサイトにする必要があるので有益な誘導ページを作るのは結構厳しそうですね\(^o^)/

また、その内容も、わざわざ誘導ページに書かなくてもメインサイトのブログ等に載せて行けばメインサイトのSEOに繋がるので…

あぁ、これ作るだけ無駄だわ…ってなりますよね\(^o^)/


どうしても技術的な問題等でメインサイトに載せられない情報がある時のような特別な境遇の場合は作っても良いかもしれません。

ワタクシの経験上、メインサイトは社長が厳しすぎて1行の更新すら稟議書を書いて提出し承認を頂かなくては更新出来ない、もっとWEBで宣伝したいのに!という事がありました。

そういう場合は…まぁ仕方ないのかな?

その他

公式とは言えだいぶ古い記事ではありますが、

誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です

ここに書いてあるようなページはガイドライン違反です、との事です。

ノーモアー誘導ページ!ダメ!絶対!!