チラシ・広告の反応率を考える⑫:クレショフ効果
想像力と言う名の誤認
小学校の時、国語の問題で「この時の筆者の心情を述べよ」と言う問題があり、
「やばい、〆切やばいっ!」と書いて非情にも不正解になった事のあるVEGLのとっつぁんです。
あーたむあ、私と同じ解答してる~!
とっつぁん(こいつと同レベルだと…!?)
しかしながら、この問題は単純に国語教育という訳ではない…
「そんなもの出来る訳ないじゃないか!」という無理難題を押し付けられる、ブラック企業がほとんどの日本で生き抜くための術を幼少より教えているのである。
あーたむえっ?そんな陰謀が隠れてたの!?
ちなみにこの問題は「出題者の意図する筆者の心情を述べよ」というのがより正確である。
という本気なのかネタなのかよく分からない世迷い事を日々想像しているとっつぁんです。
あーたむなんだ、とっつぁんの妄想か…
国家レベルの陰謀かと思ったよ
では本題に行きましょう…
写真の女の子は何を思う?
問題です。
下の写真の女の子の心情を述べよ!
あーたむわらわはお肉の擬人化娘、ジュシカよ♪
とっつぁんえぇっと…
こういう例外な人もいるにはいるんですが、
特にひねくれてない人なら次のような答えになるかと思います。
- お腹すいた…
- 早く食べたい!
- そういえばタレ買ってたっけ?
- 隣の家はバーベキューかよ、ウチは今日お茶漬けしか食べてないのに…
やはりジューシーなステーキを前に食欲に勝るものはないですよね?
あーたむちょっと待って、最後結構ひねくれてるって!
この問題の答えは後程、一先ず今の写真は忘れて下さい。
あーたむあい…
・・・・・・・・
・・・・・・・・忘れた?
あーたむ忘れるのは得意なので~
とっつぁん(便利な頭だ…)
それでは、下の写真の女の子は何を思っているでしょう?
特にひねくれてない人でしたら以下のような事を想像するかと思います。
- 人は生を受けたその瞬間から、死へのカウントダウンが始まるのだ…
- 出てこなければ死なずに済んだのに…
- 愛、それは失ってはじめて気が付くものである…
あーたむえっ!?
お墓のイメージがとてつもなくマイナス効果をもたらして少女を哲学くさい心情に導いてしまいました。
笑っているのに今にも泣きだしそうな表情にも見えます。
クレショフ効果
「クレショフ効果」とは、ひとつの映像が、映画的にモンタージュ(編集)されることによって、その前後に位置するほかの映像の意味に対して及ぼす、性質のことをいう。さまざまな映像群とは、ある映像群がほかの映像群に対して、相対的に意味をもつものである。観客にとって、映像がばらばらに単独で存在するわけではなく、つながりのなかで無意識に意味を解釈するのである。本効果は、映画的な説話論の基礎なのである。
Wikipedia
同じ写真にもかかわらず、ステーキの写真とお墓の写真を差し替えただけで、女の子の気持ちが変わってしまいましたね。
※変わってしまった前提で話を進めます!\(^o^)/
これがまさにクレショフ効果という認知バイアスです。
クレショフ効果を広告に利用するには?
ではクレショフ効果をチラシやバナー広告・動画等に利用するにはどうすればよいのでしょうか、
これは単純な事で、宣伝したい商材に良いイメージを与えるような映像を前後に挿入して宣伝すると良いよという事です。
例えば…
うん、何か生えて来そうな気がします\(^o^)/
あーたむ無理矢理すぎるでしょ!
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