やってはいけないSEO⑤:SEOスパム業者の本音

2016年3月13日
とっつぁん
SEO WEB集客テクニック
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コメントスパム

SEOスパムは今でも有効!?

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先日ひさーしぶりに大学時代の友人と話をしました。

とっつぁん「今何してんの?」

友人「この前まで勤めてた会社辞めて今はWeb制作とかSEOとかやってるで。」

とっつぁん「あぁ、ワタクシと似たようなもんだな(笑)どんなの作ってるの?」

友人「前の鍵屋の会社で作ってたのはこれ(URL)…」

とっつぁん「こ…これは!?どう見てもSEOスパムサイトじゃん、ペナルティ来てないの?」

友人「普通に来る来る。」

・・・・・・・・・

どうやら前の会社では上からの売上ノルマがうるさく、長い目で見たコンテンツマーケティングやブランディング戦略なんてやってる場合じゃない

SEOスパムだろうが低品質だろうがサイトを量産してペナルティになったら即他のサイトを量産…という感じで売上を上げるしかなかったとの事。

まぁホームページ作ったら宣伝しなくても即売上UPとかいう夢物語を信じてるような経営者だったのでしょう。

今日はそんな元SEOスパム業者の友人と話しながら仕入れたお話(笑)

ふむふむ

SEOスパムとは?

このブログ読んでる人にSEOスパムとは何か、説明する必要もないと思いますが、

SEOスパムとは

検索エンジンの上位表示の為だけに行われる過剰なSEOで、閲覧者に対して利益の乏しい行為の事です。

どんなことをするの?

今回、友人がやっていたスパムは、Search Console ヘルプ「自動的に生成されたコンテンツ」にあたるだろう。

主にはPHP等のプログラムを使って、自動的にページを量産する行為である。

自動生成コンテンツ

例えば

「東京都杉並区和泉」で「薄毛に悩んでいる人は今すぐ電話してください!」

アデランスやリーブ21に相談しても解決しなかった!

そんなあなたのハゲ散らかした頭も見る見る内に復活!

というようなランディングページを1ページ作成。(このページ自体はユーザーに有益と言える内容が掲載されている)

そのページをプログラムで地名部分を変更して、何百ページも自動的に複製する。

Googleは「多くの情報を持っているサイトを高評価する」ので、

この方法でかなりのページ数・情報量を保有したサイトとして上位表示を実現して、

実際に売り上げに繋げるというのだ。

それで実際に売り上げになるの?

このような形でページを量産して、実際にGoogleが勘違いして高評価してしまうかどうかは、一概には言えないが、数撃てば当たる。

ペナルティを受けるのも、誰かがGoogleにスパム報告して発覚する事がほとんどで、運が良ければ半年くらいは売上アップが見込めるのだとか(笑)

ペナルティを受ければ該当ページを削除して、ペナルティ解除申請をし、解除されたらまた同じことをやる、の繰り返し。

解除されなければそのサイトは捨てる

なるほど~

Googleはまだスパムを見分けられないのか?

年々Googleの検索エンジンは進化して来ましたが、

こういう話を聞くと、今でも100%スパムだと見分けられる訳ではないようですね。

地名が違うだけで残りの文章全部一緒、

なんてページを比較すれば8割以上は一致する文章なのですがね…

ただ、そのうち、この程度のスパムはさすがに通用しなくなるでしょう

SEOスパムでどれくらい売上があがったの?

気になりますよね?実際どれくらい売上が上がったのか?(笑)

・・・・・・・・・

友人「でもその鍵屋、結構売り上げたのにボーナスはくれなかった…」

とっつぁん「ふむふむ、ぶっちゃけどれくらい売上が上がったの?」

友人「最高で6サイト合計で一か月300万円くらい。」

とっつぁん「おぉ300万!でもボーナス貰えなかったんだ(笑)」

友人「いや、でもペナルティくらった月とかは0に近いからかなり波はあるよ…

それに300万は売上だから、そこから経費とか差し引くことにはなる。」

とっつぁん「なるほど、給料はいくらで何人体制だったの?」

友人「最初20万だったのが、最後の辺は上がって25万。オレの部署は結構やめてくヤツ多いけどだいたい5~8人…」

とっつぁん「ふむふむ…なるほど。」

以下は友人には言わなかったのですが、


最高売上、最低給料で考えると、

  • 300万円の売上
  • 20万円の給料で5人の社員 = 100万円の給料

これを営業の社員として考えるなら、

一般的に自分が貰っている給料の3倍を稼がなければ会社は赤字である、と言われていますね。

自分の保険などを会社が負担している分だったり退職金だったりもありますが、

会社には売上に直接繋がらない事務や経理の社員も必要で、

その人たちの給料は売上を上げられる部署で稼がなくてはならないからです。

そしてこの数字を見ると、最高売上の月でちょうど給料が売り上げの3分の1なんですよね…


友人「いや、ボーナスが出なかった理由がな…」

とっつぉん「お…おう。」

友人「キミらは頑張ってくれたけど他の部署が赤字だから無理って言われた」

とっつぁん「そうか…」

なんてこった!!

スパムの精度をあげるか?それとも真面目に運営するか?

さてさて、Googleさんに未だにSEOスパムが有効な場合があるという事はかなり残念なお知らせですが。

この話を聞くだけでも、わざわざSEOスパムをする必要性は全くないと感じますよね。


友人の勤めていた会社は「鍵屋さん」です。

緊急時に鍵を開けてくれる鍵屋さんです。

「鍵を無くしたと」いう緊急時にスマホで検索した鍵屋に即連絡!というような、かなり売上に直結しやすいサイトです。

他の業種ならここまでSEOで即売上にはつながりませんので、ほんの数か月上位に表示されて消えてしまうサイトではあまりに非効率なんですよね…

そんな小手先の技術にかけるお金があるのなら、

「くらーしあんしんクラーシアン」の歌で有名なクラシアンのように想起集合になるような宣伝に力を注いだ方が良いと思います。

さて、しばらく友人のニックネームは「スパマー」だな~。